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創作について

私は今日から5日間、うちの大学で行われているChildren's LiteratureのSummer Schoolに参加しているんです。 Translation、Comparative literature、Multiculturalismといったテーマをもとに展開しているSummer Schoolですが、今日の午後のLectureでは、ある作家が、自らのCreative writingの過程に関して語っていたんですね。「What makes a good story?」ということを話してくださったんですけれど、ベーシックながら私にとってはとても興味深かったんです。彼は、「ストーリーというのは、Perfect なヒーロー/ヒロインのHappily ever afterに関して語るものではない」と言ってたんですね。そうではなくて、ストーリーというのは、何か欠点や、弱さや、恐怖を持ったキャラクターが、Struggleしていく過程を書くものなんだ、と話していたんです。そして、何かが起こるたびに、「このキャラクターはどうやってReactするんだろう?」「彼/彼女なら、どのようなSolutionを見出すだろう?」と作家は考えていくんだと。そしてまた、主人公は大抵、はじめはとてもPassiveで、何も自分で行動を起こさない、それに対して読者は、何かを期待するんだと、話していました。主人公が、初めから終りまで笑っていたら、それはストーリーではない、と彼は言ったんです。そして、Children's Literatureのすばらしいところは、とても小さくて弱いキャラクターが、信じられないような力を持つことの出来ることであると。彼は、ストーリーを考えるときに、「キャラクターが持ちうるBestなものは何か」そしてまた、「キャラクターが持ちうるWorstなものは何か」を考えるんだそうです。それで、その間で、キャラクターがStruggleしながら「変化」していく様子を描くんだと言っていました。

私の友だちは、Basicなことを言ってるだけじゃない、と言っていましたが、私には何か、とても新鮮だったんです。ヒーロー/ヒロイン、というと、私だけかしら?何かパーフェクトなキャラクターを思い浮かべませんか?そうではなくて、弱さや恐怖や不安を持ったキャラクターこそが、主人公足り得るんだ、という彼のことばには、何かとても勇気づけられるものがあったんです。

伊東幸恵