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紙漉きのアイデアは、貧しい農村の子どもたちが、記録するためにノートが欲しいと言ったことから始まりました。そうした要請に、紙やノートなど現物そのものを送るのではなく、紙の作り方を教えて人々が持続できうる力や技術をもつことが必要ではないかと考えたからです。約2000年前に発明された紙は、人間の文明の中で大きな役割を果たしてきました。紙は草木の繊維(バナナやカヤなど)を利用すれば誰でも簡単に作れますが、その実際の作り方や多様な利用方法はよく知られてはいません。そこでこうしたアイデアを使って村おこしやNGOの強化のために活用しようと、ICLCはこれまでのさまざまな協力活動を行ってきました。パキスタンの少数民族カラーシャの村、多数のNGOや芸術大学、青少年刑務所、ラオスの山村、タイのカレン族の難民キャンプ、パレスチナのオリーブの葉、南インドのダリット(最下層カースト)女性の自立、韓国での一般の人々などを対象に現代の環境問題や社会問題と深く関りながら、人々の自立活動を支援しています。 |